詰め物があってもホワイトニングできるのか?

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 虫歯などの治療のために、歯に詰め物がある方も多いのではないでしょうか。
私も昔虫歯をやってしまって、治療のために詰め物をしております。
そんな詰め物をしている方が気になるのが、詰め物をしていてもホワイトニングが可能なのか。
また、詰め物もホワイトニングできるのかという点です。

そこで今回は、この2点について解説していきたいと思います。

詰め物もホワイトニング可能なのか?

 まず、詰め物自体もホワイトニングができるのかについてですが、結論から言うと「不可能」です。
これは差し歯などにホワイトニングができるかどうかといいう事と同じなのですが、基本的に人工物にはホワイトニングを行うことはできません。
できないというとしても白くならないので意味がないというのが厳密な言い方でしょうか。

なぜ詰め物をホワイトニングしても白くならないのかについては、理由を以下の記事でも書いてますので、ご覧ください。

 よって詰め物にホワイトニングは不可能なので、現在詰め物をホワイトニングしようと考えている方は別の方法を考えたほうが良いでしょう。
具体的には、差し歯にするなどの方法があります。

とりあえず詰め物は置いといて、周りの歯だけでもホワイトニングしたと思っている方が気になるのが、「詰め物があってもホワイトニングできるかどうか」だと思います。
それについては次の章でご紹介します。

詰め物があってもホワイトニングができるのか?

 詰め物自体はホワイトニングが不可能ということがお判り頂けたかと思いますが、詰め物がある状態で詰め物以外の歯にホワイトニングが可能かどうかが気になりますよね。

こちらも結論から言うと、詰め物があっても周りの歯をホワイトニングする事は「可能」です。
一般的にホワイトニング剤は、天然歯にしか作用しませんし、薬剤が詰め物になにか悪影響を及ぼすこともありません。
しかし、詰め物を行ったのが結構前であったりして、取れかかっていたり、隙間が空いているとそこから薬剤が染み込んで何かしら悪影響を与える可能性があります。
よって、詰め物がある状態でホワイトニングを使用と考えている方は、一度歯科医院やクリニックで大丈夫かどうかを確認すると良いでしょう。

また、歯磨き粉タイプで特殊な薬が入っていないタイプの物でしたら、問題ないことも多いので、そちらから試してみるというのも良いでしょう。

最後に

 今回は詰め物にフォーカスを当ててホワイトニングについて解説してきました。
まとめると、詰め物があってもホワイトニングできるが、詰め物はホワイトニングできず、周りの歯はホワイトニングが可能であるということです。

ホワイトニングの効果が一番発揮されるのは、前歯などの表に出る歯が多いので、奥歯のほうに詰め物があったりする場合は、意外と気にならなかったりします。

ベストは詰め物がある歯を差し歯などにして綺麗な状態にすることですが、そこまでするのは・・・という場合は、詰め物の場所を確認して、ホワイトニングした後にそこまで目立つような場所でなければそのまま行うということも良いかもしれません。

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